検索エンジン業界の経営者像

検索エンジン業界に必要とされている理想的な経営者像は、メディア業界に精通し、細かく的確な指示を出す、稼ぐが勝ちのテリー・セメル(ヤフー)か、技術に対して惜しみない情熱を抱き、知的遊び場を提供するエリック・シュミット(グーグル)か。ヤフーもかつてはグーグルと似た社風であったが、今は厳しい規律を持つ成熟した企業だ。日本でも東証一部上場の大企業で稟議やポリティックスもある。個人が潜在的な力を十二分に発揮できるのはグーグルのような会社なのか。「Idea factory(アイデア工場)」は大企業化したヤフーの苦心の策か・・・コンセプトは違うが、どちらも同じスタンフォード大学から生まれたビジネス。経営者の考え方がスタッフの質やスタイルに少なからず影響しそうだ。どちらが真のイノベーションを実現するのか?