2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

孫子とビジネス戦略

現代ビジネスで失敗は許されず、複数のライバルとの戦いに勝ち抜かなければならない。 ・相手と自分をよく知ること。(SWOT分析) ・負け戦はしない。 ・短期決戦こそ利益がある。 ・全戦全勝よりも、戦わずして敵を降伏させる方が良い。 ・戦闘態勢は柔軟に…

市場占有率の考え方

ある市場において他社よりも高いシェアを占有した場合、二乗の優位性があるといわれる。 1.市場内存在シェア率 約 6% 事業継続のための最低占有率 2.市場内認知シェア率 約10% 存在が認められはじめる占有率 3.市場内影響シェア率 約25% 上位3社に…

東横インの経営術

何と正社員660名のうち、男性は20名にも満たない。きれい好きで、細やかなところまで目が行き届き、本質的な優しさをもつ女性のセンスをホテル経営に存分に生かしている。 求める人物は「内観」できる人。してもらったこと、してお返ししたこと、迷惑をかけ…

御手洗冨士夫 キャノン流現場主義

利益優先、全体最適、変身力、そして技術力。 儲からない事業はやらない。確かな基礎技術があれば焦ることはない。組織を強くするカギはコミュニケーション。トップダウンのためにはコミュニケーションが欠かせない。御手洗さんは年頭方針を何と年間14回も繰…

職人学

日本のものづくりを支えてきた職人。熟練工と呼ばれる人は現場での経験を通して優れた技術を吸収していく。 - 高度な技術で置き換えられないものは何か、今一度考えさせられた。職人学作者: 小関智弘出版社/メーカー: 講談社発売日: 2003/11/13メディア: 単…

東工大COE教育改革

文部科学省は有力な研究大学の大学院を世界水準からみて見劣りのしないCOE研究拠点に育成する「21世紀COEプログラム」を2002年度から開始した。「21世紀COEプログラム委員会」に選ばれた大学院は延べ130大学。選ばれた大学院の研究拠点に対して1年あたり1千…

新商品構想力

「魅力ある価値」をもった新商品はどのように生まれるのか? ①潜在ニーズを感知し、独自のアイデアを発想する。 ②真のユーザー・ニーズを確認し、商品コンセプトに翻訳する。 ③構想されたコンセプトを練り上げ、「魅力ある価値」を創りこむ。 というのが重要…

検索キーワード連動広告と検索ディレクトリ登録

ウェブ・マーケティングを成功させるためにはトラフィックの構築が不可欠である。このトラフィックを規定する要素としては、ドメイン名・ブランド、外部リンク、有料広告、検索・ディレクトリ、広報(パブリシティ)などが挙げられる。 この中で有料広告と検…

昭和電工のHDD事業の成長率は年30%以上

HDDの小型化、大容量化が進む中で、昭和電工のHDD事業は飛躍的に成長する。先日は主に携帯電話用の百円玉大の4GB HDDを発表した。 参考 http://gendai.net/contents.asp?c=010&id=16477

サーチエンジンマーケティングの基本

検索エンジンにはロボット検索とディレクトリ検索がある。サーチエンジンマーケティングを考える時、短期に効果を出すためには、検索キーワード連動広告(ペイドリスティング)が有効である。また中長期に効果を出すためには、ロボット検索の場合にはSEO(サ…

「型はまり経営」のすすめ

ビジネスはどんどんカタチを変えていくが、いつの時代でも変わらない原理原則はあるはずだ。この本はそんな問いに答えてくれる。 1.基本: 経済の原則は変わらない。 2.利益: いずれ利益が出れば良いではダメ。 3.資金: 必要な時に確実に入るように…

ハーレーダビッドソン ライフスタイル・マーケティング

日本のオートバイ市場は縮小する一方なのに、ハーレーダビッドソンだけが伸ばしている。単にオートバイを売るのではなく、ハーレーをコアにしたライフスタイルを提案するという考え方。「ハーレー・10の楽しみ」はライフスタイルそのもの。厳選された販売店…

イノベーションの発生論理

イノベーションの発生論理―メーカー主導の開発体制を越えて (チクラ・マーケティング・サイエンス・シリーズ)作者: 小川進出版社/メーカー: 千倉書房発売日: 2000/08メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 10回この商品を含むブログ (5件) を見る

能力構築競争

能力構築競争-日本の自動車産業はなぜ強いのか 中公新書作者: 藤本隆宏出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2003/06/24メディア: 新書購入: 5人 クリック: 47回この商品を含むブログ (42件) を見る

新しいマス・マーケット

新富裕層と呼べる新しいマス・マーケットが誕生しているようだ。そのマーケットにはポジショニング、商品設計、顧客獲得の3つにおいてルールがある。 ①中間価格帯(ミドルグラウンド)を探す。 ②商品を差別化し、プレミアム価格で。 ③必需品ではないがあれば…

イノベーションへの解

イノベーションへの解 利益ある成長に向けて (Harvard business school press)作者: クレイトン・クリステンセン,マイケル・レイナー,玉田俊平太,櫻井祐子出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2003/12/13メディア: 単行本購入: 16人 クリック: 168回この商品を含…

イノベーションのジレンマ

イノベーションのジレンマ 増補改訂版 (Harvard Business School Press)作者: クレイトン・クリステンセン,玉田俊平太,伊豆原弓出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2011/12/20メディア: 単行本購入: 59人 クリック: 811回この商品を含むブログ (397件) を見る

情報検索の基本的な考え方

検索対象となる文書集合(document collection)に対して、検索質問(query)が短期的で動的なアドホック検索(ad-hoc retrieval)と長期的で静的なユーザ・プロファイルを用いる情報フィルタリング(information filtering)がある。複数のユーザ・プロファ…

パーソナライゼーションとレコメンデーション

検索エンジン業界の経営者像

検索エンジン業界に必要とされている理想的な経営者像は、メディア業界に精通し、細かく的確な指示を出す、稼ぐが勝ちのテリー・セメル(ヤフー)か、技術に対して惜しみない情熱を抱き、知的遊び場を提供するエリック・シュミット(グーグル)か。ヤフーも…

検索エンジンの世代交代

第一世代:1990年代。純粋なキーワード検索が主。インデックスはせいぜい100万ページくらい。ロボット検索のレベルは低く、ディレクトリ検索が補完していた。 第二世代:カテゴリ分類の同時表示、ローカル検索、検索条件を補正する機能などが可能に。キーワ…

グーグルの機能

グーグルの機能は増え続ける一方だ。 無料ウェブメール、ソーシャルネットワーキング、パブリッシングツール、地図、ショッピング、ニュース検索、ビデオ検索、ブランド広告・・・ その向かうところはヤフーと同じくポータルなのか?必要と思われる機能を手…

キーワード連動広告の市場

日本における2003年度セールスプロモーションは2兆円、インターネット広告は1,200億円(内キーワード連動広告9%)。インターネット広告は2008年度には4,500億円(内キーワード連動広告51%)となる見込み。すなわち、キーワード連動広告だけで約2,300億円と…

イノベーションの7つの機会

ピーター・ドラッカー曰く、イノベーションには7つの機会がある。 ①予期せぬこと②ギャップの存在③ニーズの存在④産業構造の変化⑤人口構造の変化⑥認識の変化⑦新しい知識(番号順にだんだん信頼性と確実性が低くなる。予期せぬことは現に起こっているが、新しい…

技術的イノベーションと社会的イノベーション

イノベーションには常に革新的な技術の発明が必須なのだと思っていました。しかしイノベーションは技術的なものとは限らず、社会的なものもあり、技術畑ではない私も社会的イノベーションを少なからず実現してきていることに気づきました。すなわちマクドナ…

キャズム

キャズム作者: ジェフリー・ムーア,川又政治出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2002/01/23メディア: 単行本購入: 21人 クリック: 373回この商品を含むブログ (182件) を見る