東横インの経営術
何と正社員660名のうち、男性は20名にも満たない。きれい好きで、細やかなところまで目が行き届き、本質的な優しさをもつ女性のセンスをホテル経営に存分に生かしている。
求める人物は「内観」できる人。してもらったこと、してお返ししたこと、迷惑をかけたことを振り返り、自分を見つめること。これによって、相手の気持ちや状況を敏感に感じとれるようになる、すなわち、「気づきのトレーニング」なのだそうだ。そして感じたことに対して「1ミリの工夫」を積み上げていく。
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ビジネスを進めていく上で感性というものは非常に重要だと思う。わからない人間にわかるまで説明するのはそれほど難しくないが、感じることのできない人間に感じさせるのは非常に難しい。その方法論として「内観」は自分も含めて是非試してみたい。
東横インの経営術―女性のセンスを生かして日本一のホテルチェーンを創る
- 作者: 西田憲正
- 出版社/メーカー: 日本評論社
- 発売日: 2004/08
- メディア: 単行本
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