ほとんどの技術革新はトップの大学で起きている

マイクロソフトが産学連携の推進組織「マイクロソフト産学連携研究機構(Microsoft Institute for Japanese Academic Research Collaboration,IJARC)」を設立すると発表した。この組織は研究テーマの選定などを行う。既に東京大学における画像検索(グラフィックス・サーチ)の研究(東京大学大学院新領域創成科学研究科相澤清晴教授)、ユーザー・インターフェースの研究(東京大学大学院情報理工学系研究科五十嵐健夫教授)、自然言語処理の研究(東京大学大学院理工学系研究科辻井潤一教授)が内定。今後はプロジェクトの公募を予定しているとのこと。

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ビル・ゲイツ氏のように、やはり大学での起業を実体験として持つ成功者が産学連携を推進するのが自然なのだろうか。マイクロソフトは他にも千葉県、東京大学柏キャンパスともベンチャー企業の支援活動を始めるなど、大学側からの恩恵を期待するだけではなく、支援も惜しまない。
参考
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=2332