マイクロソフトが次世代検索技術を披露

ビル・ゲイツ氏が来日。「ユーザーが知りたいのはリンクではなくアンサー。やりたいことを理解して答えを提出できるインテリジェントな検索技術が必要。」インターネット上の検索サービス「MSNサーチ」、ブラウザーにビルトインできる「MSNサーチツールバー」、ウインドウズXPの検索機能を拡張する「ウインドウズデスクトップサーチ」の3つを開始した。
MSNサーチエンカルタと統合。ウインドウズデスクトップサーチはパソコンの中の文書、メール、画像、音楽、ビデオなどのファイルを探し出すもので、ロングホーン(次世代ウィンドウズ)にも搭載予定。更には普通の言葉で質問して答えが出る自然語検索、質問者の意図を理解するディープサーチ、自分の町など地域を限定して情報を探し出すバーチャルアースなどを開発中。「検索技術が今後のパソコン利用のカギになる。」

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マイクロソフトが開発中の機能の殆どがグーグルと重複する。マイクロソフトの強みはやはりOSをベースとしたデスクトップか。グーグル、マイクロソフト、ヤフーを中心とした開発競争はますます資本集約的になってきた。
参考
化学工業日報7/4