2005-07-17から1日間の記事一覧

技術経営の解釈

・技術に力点をおいたもの 市場を念頭において研究、開発、製造など直接技術を扱う行為を論じる 研究開発計画や生産管理 技術者が経営を学ぶ ・経営に力点をおいたもの 財務や営業などから見た技術や技術部門のあり方 投資対象としての技術評価法 技術のトレ…

イノベーションマネジメントの思考プロセス

・破壊的脅威になるか?収益性の高い成長機会となるか? ・市場で求められる性能向上の軌跡と技術が供給する性能の軌跡。 ・最初は主流の用途に使えないことを認める。 ・足がかりとなる初期市場を見つけて、その後、上位である主流の市場へ。 ・初期市場は…

性能の供給過剰

製品の総価格を製品の個々の性能指標に対して市場がどのような価格をつけるかを示す潜在価格の合計として表す方法をヘドニック回帰分析という。一般にある性能レベルが達成されるとその性能に対するそれ以上の価格プレミアムは支払われず、選択基準は、信頼…

破壊的技術の特徴

単純、低価格、高信頼性、便利。これが性能過剰の市場で威力を発揮する。 余計な機能をつけて高性能、高収益な製品を狙うのは裏目に出る。

破壊的技術のリーダーシップをとることの意義

米国ディスク・ドライブ業界の例。1976〜1993年に83社が参入。 小規模な新しい市場に参入することによって成長を求める企業は、大規模な市場で成長を求める企業の約30倍(一社平均)の売り上げを記録。 結果として発展せずに終わるかもしれないという「市場…

粗利益率と在庫回転率

粗利益率1 在庫回転率2 在庫投資収益率(1×2) 高級百貨店 40% 4倍 160% 中級百貨店 36% 4倍 144% ディスカウント 20% 8倍 160% ディスカウントショップは在庫回転率で低い粗利益率をカバーする。

イノベーション組織のすすめ(論点メモ)

持続的商品と破壊的商品は組織を分けた方が良い 理由 既存の利益率以上のイノベーションしか優先できない 資源−プロセス−価値基準 組織のイメージ ・ビジョナリーが率いる独立組織 ・最低限の組織(セールス、事業開発、技術) ・業務・資本提携or産学連携or…